大手ハウスメーカーの一つであるセキスイハイムでも、狭小住宅のプランを打ち出しています。
1000万円台からでも実現するセキスイハイムの狭小住宅について、価格や特徴、口コミなどを見ていきましょう。
セキスイハイムとは
セキスイハイムは、テレビCMなどでもおなじみの大手ハウスメーカーです。
従来の建築現場で一から工事を進める家作りと違い、工場で住宅建築の大半を生産するという画期的な施工法を開発した会社でもあります。
そんな方法が始まったのは、半世紀近くも前のこと。いつでも時代の先を行く発想や技術力を生み出すことを大切にし、高性能で価値の高い家づくりを目指しているのがセキスイハイムです。
【セキスイハイム】狭小住宅の特徴は!?イチオシDESIO(デシオ)も紹介
【セキスイハイム】狭小住宅の特徴やDESIO(デシオ)についても見ていきましょう。
【セキスイハイム】狭小住宅の特徴
どちらかというとガッチリした大きな一軒家のイメージがるセキスイハイムにも、狭小住宅プランが誕生しています。
特にこだわっているのが、間口を広々とっている点です。狭小住宅には見えない威厳のある玄関だけでなく、玄関に至るエントランスがのびのびとした設計になっています。
もちろんスペースに余裕がない中で、無駄なくゆとりを見せる工夫がされているのです。
敷地の形状や大きさに合わせて、様々なプランを提案してくれるのもセキスイハイム狭小住宅の特徴です。
狭小住宅のイチオシはDESIO(デシオ)!
セキスイハイムで狭小住宅のイチオシとされているのは、DESIO(デシオ)です。
広々した空間や高さ、心地の良さ、家族の夢などを叶えてくれる家で、3層構造になっているのが特徴です。
セキスイハイムならではの強靭なボックスラーメン構造で建てられており、快適で安全なのも見逃せません。
~デシオの特徴~
デシオは、ボックスラーメン構造のユニット工法で造られています。
3階建て住宅になっており、広めにとった間口が明るい入口の印象です。ダイナミックなフォルムは、都会的でスタイリッシュ。といっても、近づきがたい雰囲気ではなく、どこか暖かみのある住宅です。
~デシオの評判~
デシオの評判について、紹介します。

狭小とは思えない高級感
コンパクトで地味な家でいいと思っていたのですが、完成してみたらとても明るい雰囲気の家に仕上がっていました。パッと見、光輝いているような印象でビックリしたくらいです。入口の工夫が活きているのでしょうね。

細かなデザインセンスがいい
窓の付け方やバルコニーの取り方など、素敵な提案をしてくれて自分達で思い描いていた以上のおしゃれな家になりました。特に、家の中からはしっかり外を確認できて、外からは灯りが見える小窓が気に入っています。
~デシオの実例~
デシオは、3階建てで最上階を思う存分採光したり眺望を楽しむためのスペースにしています。
3階のテラスで、日向ぼっこしながら食事や休憩するのもOK。
部屋のどこにでも居心地のよい場所を見つけられるように、動線を自由に設計しやすいユニット工法が用いられています。
【セキスイハイム】狭小住宅の価格はどれくらい?
【セキスイハイム】狭小住宅の価格についても、チェックしておきましょう。
セキスイハイムの坪単価は、70万円前後といわれています。これは、住宅メーカーの坪単価の中では高いほうです。
セキスイハイムで家を建てるなら、3000万円クラス以上の家を検討している人が多め。とはいえ、狭小住宅商品も出ている今、全体の予算を抑えることも可能です。坪数によっては、1000万円台の家も実現します。
他の住宅会社と比べると安い?
他の住宅会社と比べると、セキスイハイムの坪単価は高めなほうです。通常の考えでいれば、セキスイハイムは高いからあきらめようとなるかもしれません。
しかし、セキスイハイムならではの工夫を採り入れて家を建てるのに魅力を感じている人もいるでしょう。そんな人にも、安い予算でセキスイハイムの家を建てることはできます。
一方で、用意できる土地は狭いけれど設備は充実させたいという人にも、予算を上手に分散して満足のいく家を建てることができるはずです。
【セキスイハイム】狭小住宅のおすすめ間取り5選!
ここで、【セキスイハイム】狭小住宅のおすすめ間取りを5選紹介します。
【セキスイハイム】デシオの狭小住宅の間取り
デシオの代表的な間取りとして、総延床面積が約126㎡の住宅を紹介します。大きな特徴は、2階部分に20畳ほどもの広々としたLDKを設けている点です。
他に2階にはキッチンが設置され、インナーテラスバルコニーでくつろぐこともできます。
3階部分には寝室が2つあり、ラウンジとインナーテラスバルコニーを設置。ゆったりと時間を過ごせるフロアになっています。
【セキスイハイム】3階建ての狭小住宅の間取り
狭小かつ細長い土地に建てた例です。1階は、ガレージとゲストルーム。2階には、キッチンと約18畳のリビングダイニングが設けられています。
水回りをまとめるために、バスルームやサニタリー、キッチン、トイレが一ヶ所に集中しています。3階は、全てがベッドルームです。
3室とも5畳ほどの広さで、トイレも設置。全ての階にトイレが設置されているのは、とても便利です。
【セキスイハイム】二世帯の狭小住宅の間取り
二世帯住宅でも動線を分けることでプライバシーを確保し、つかず離れずの暮らしができるのが例の間取りです。
1階部分には、親世帯の入り口とエレベーターを設置。3階が親世帯になっており、主寝室と19畳のLDKが広々と取られています。
子世帯は、1階部分にバスルームやサニタリー、主寝室を設置。2階部分には、約20畳のLDKとベッドルームを2つ設置しています。総延床面積は、約220㎡です。
【セキスイハイム】吹き抜けの狭小住宅の間取り
親族から受け継いだ狭小の土地に、夢のマイホームを建てたという例です。総延床面積は、約122㎡。
1階には主寝室とバスルームを配置し、ガレージに車2台分のスペースを設けています。2階部分は、隙間スペースの書斎を除いて全てがLDK。
家族でのんびり過ごせる空間として、フロアのほぼ全体が使われています。3階は、2つの子供部屋とロフトと納戸。ロフトはゲストルームにもあり、突然の宿泊客にも慌てる心配がなくなります。
【セキスイハイム】採光にこだわった狭小住宅の間取り
狭小住宅でも開放感を出すには、光をふんだんに採り入れるのが効果的です。例の間取りは、1階に和室やLDKを設けてLDKには4面の窓がとられています。
特にリビングとダイニングは中庭の景色を楽しめるのがポイントです。2階には主寝室と子供部屋が置かれていますが、廊下部分にも窓が取り付けられているので、フロア全体に光を採り入れることができます。
【セキスイハイム】狭小住宅の口コミ!クレームはなし?
【セキスイハイム】狭小住宅を実際に建てた人の口コミを調べてみました。
悪い口コミ

予算が少ない中で狭小住宅を選んだので、もっと安いところに比べるとセキスイハイムは狭小住宅商品でも高めだと感じました。

管理しきれないかと懸念して3階建てをあきらめたのですが、やはり2階建ての狭小住宅はスペース不足です。3階部分を建て増ししたいくらいなので、後悔しています。
良い口コミ

狭小住宅では部屋が足りないかもしれないと心配していたのに、出来てきた家は十分に広々と過ごせる家でした。部屋数にこだわらなくても、ゆったり過ごせる家ができるのだと教わりました。

地震にも強い工法だということで、安心しています。せっかく家を建てても地震で壊れてしまったらと思うと不安なので、地震が来たときにあまり揺れない気がするのもホッとしています。

実家で外壁修理をしたときに高額な費用がかかったと親が愚痴っていたので、セキスイハイムはどうかなと思っていました。使われている磁気タイルはダメージに強いそうで、半永久的にメンテナンス不要というのに安心しています。

大きなリビングダイニングで、料理をしながらでも家族と触れ合えるのが嬉しいです。1人で家にいるときでも、リビングでのんびりしているとセレブ気分になれるのはワンフロア全部がLDKだからだと思います。
まとめると
値段やスペースの点で失敗したと感じている人がいるものの、安心の耐久性や耐震性、のびのびとした間取りにメリットを感じている人も多いようです。
デシオの工法では本来なら間取りが制限されやすいところ、デシオでは自由に間取りを決めやすいのも特徴の一つです。
【セキスイハイム】狭小住宅はどんな人におすすめ?
セキスイハイムの狭小住宅がどんな人におすすめか、紹介します。
地震に強い工法の家に住みたい
デシオの工法は、ユニット工法です。あらかじめ工場でユニットが作られているので、現場では実現しにくい超強力な溶接をして鉄骨をつなぐことができます。
これにより強度が高まり、耐久性や耐震性で信頼のおける家に仕上がります。
メンテナンスが少なくて済む
セキスイハイムの狭小住宅には、外壁に磁気タイルが使われています。磁気タイルは親水性があり、いつまでもきれいな外壁を保ちやすいのがメリットです。
雨風や紫外線などのダメージも受けにくく、高額なメンテナンスをしなくても美しさを保持することが可能です。
明るさにこだわりたい
採光や間口の広げ方など、セキスイハイムには自然に明るさを感じられるような家にする工夫がされています。
小窓や大窓など窓の配置も工夫され、無理なく明るい家を目指すことができます。
まとめ
セキスイハイムでも、狭小住宅を建てることができます。モデルルームの展示も多いセキスイハイムは、あらかじめ完成イメージをしやすいのも魅力です。
ゆとりのある間取りの狭小住宅を建てたいと思ったら、セキスイハイムも検討してみることをおすすめします。
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